中古住宅購入フルリノベーション|備前市 U様
新しい住まいは、実家隣の別荘付き空き家をリノベーション
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リファイン山陽町の展示キッチンだった、
■パナソニック Lクラス キッチン:ブルーグレーオーク柄
を気に入っていただき、LDKはこのキッチンが主役となるようプランしました。
キッチンが際立つように内装クロス・床材・照明器具を選定して、柔らかい色合いの上品な空間に仕上がりました。
以前キッチンがあった場所にはランドリールームを設けました。
家事動線を考え、キッチンからアクセスしやすいよう、オープンの出入り口に。
隣室とつながる開口部は家事をしながらリビングの様子がうかがえ、空間にゆるやかなつながりを生み出します。
さらにアーチ型で空間のデザイン性を高める役割も。
室内窓も人の気配が感じられ、壁のアクセントにもなり空間を開放的にしています。
キッチンからはリビングと隣り合う洋室、さらにはお庭の様子もうかがえ、お子様を見守りながら家事ができるように配置しました。
洋室とLDKの間は、天井までのすりガラス風の〈スクリーンパーテーション〉にしたことで、光を遮らず目隠しをしつつも圧迫感が少なく、朝日が空間全体に差し込む気持ちのいいLDKになりました。
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- AFTER
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子供の遊び場、冬はこたつを置く、来客の寝泊りにと多目的に使える洋室をLDKに隣接させました。
<スクリーンパーテーション>を壁に沿わせて全開にすれば大空間の良さを満喫できます。
玄関側に室内窓を設置することで、家族のお出かけや帰宅の気配が感じられます。
床の間を取り込んで作ったウォークインクローゼットは洗濯物を干すお庭とテラスの真横の位置で、乾いた洗濯物をすぐに取り込める最短の家事動線にして家事の負担を軽減します。
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装飾の凝られた照明と、立派な大黒柱と吊り押入、床の間に採光窓のある凝った造りの和室でしたが、10畳もの広い和室は現代の生活様式にはそぐいません。
左右は掃き出し窓の上にさらに天袋窓、廊下側もガラス戸で開口部が多く、暑さ寒さの気になるお部屋でした。
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- AFTER
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玄関は以前の和室の押入部分を取り込んで倍の広さにし、和風から洋風に様変わりさせました。
ドアの位置を移動させて、ドアを開けてすぐ階段と廊下ではなくお出迎えのディスプレイを経て部屋に招く導線に。
荷物の受け取りや近所のちょっとした来客の対応の際に、家族が階段を下りてくるのに鉢合わせたり、お部屋の中まで見えずに安心です。
- BEFORE
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各部屋がガラス戸で開いていると玄関から1階の大部分がよく見える玄関ホールでした。
階段も正面にあり、広々としているものの、来客の目線が気になりました。
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VOICE
- 以前の古い様子を思い出せないほど美しく、便利な間取りになってよろこんいます。
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両親が毎日現場に立ち寄って、仕事帰りに私達も工事の進捗を見るのを楽しみにしていました。
営業さんは常に迅速に対応をしてくれて親身に関わってくれました。
プランナーさんの内装の提案、プランの室内の開放感と空気の流れがとても良く、照明・クロスの選択の際には私たちの希望に沿って時間を掛けて提案していただきました。
工務さんも人柄がよく、熱心に現場に関わってくれました。
大きな工事なので色々ありましたが、まずまず満足のいくリノベーションができましたことに感謝しています。
家族みんなが意見・アイディアを出し合ったものが形となり、絆がより一層深まる思い出深いリノベーションになりました。
- 【提案の工夫】
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45年前には厳しい基準のなかった構造、断熱、換気、バリアフリーを考慮しながらプランを作成しました。
残せるものは内装材、塗装、美装で補い残しました。
レイアウトはお仕事をされている奥様の毎日の家事負担軽減、まだ小さいお子様のために少しでも家族が触れ合え、気配を感じられる空間にと思いプランしました。
収納は基本的に使う場所にその場のアイテムをしまうことができ、取り出せるルールで配置しました。
ご主人・奥様のこだわりのある内装、照明・部材のテイストはご夫婦そしてご実家のご両親も交えて時間を掛けて選定させていただきました。
実家近くにコーポ住まいされていた娘様ご一家は、マイホーム購入を検討される時期でした。
できれば実家近くに…と考えていた矢先にお隣が空き家にな、売りに出たのですぐ購入となりました。
築45年の建物で一時は建替えも考えられましたが、築35年の離れが母屋に続いて建てられていて、元の持ち主の趣味で蒜山の別荘のような高い吹抜けが気持ちのいい空間を、子供たちの遊び場やゲストルームとしてフレキシブルに活用できればと考えられました。
リフォーム計画は生活の中心になる母屋を機能的で子育てしやすい、心地よい空間にすることを中心にスタートしました。
間取を現代の生活様式に合うように替え、毎日の家事負担軽減のために収納の配置は基本的に使う場所にその場のアイテムをしまうことができ、取り出せるルールで考えました。
室内窓や隣室への出入りの開口部はオープンにするなど、幼いお子様のために少しでも家族が触れ合え、気配を感じられるようにプランしました。