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マンションリフォーム~床工事~

 

工務の出海です。

今回は、マンションの床のリフォームについて少しお話します。

 

マンションは構造上、新たに床組が出来なかったり、ましてや床の下地が木下地でない工事案件もあります。

昨年私が担当したマンションのリフォーム現場は、コンクリートスラブに直貼りする必要がある現場であったため、

直貼りタイプの木質床材の施工を行いました。

フロア材は【パナソニック ベリティスフロアーS 直貼りタイプ45耐熱】という材料を使用しました。

 

パナソニックのフロア材  フロア材専用ボンド

▲パナソニック ベリティスフロアーS 直貼りタイプ45耐熱  ▲専用ボンド

 

施工の仕方も少し特殊です。

普通の床組とフロア貼りなら、構造用合板に専用ボンドを塗布しはめ込み、フロア釘で止めていくという施工をしますが、

今回使用した直貼りタイプは、フロア釘を使用せずに専用ボンドのみではめ込んで施工する方法のものでした。

 

ボンドの糊付け作業

フロア材の貼り合わせ作業

作業現場の全景

 

ボンドを付けて塗り込んでいる状況は、内装業者さんがCF(クッションフロアー)や長尺シート、カーペットタイル等を

貼る要領に似ています。

因みに、このフロア材の裏には特殊クッション材が付いており、防音性能に優れてた床材となっています。

合板が9mm、特殊クッション部分が4mmの合計13mmの厚さとなります。

 

この現場においては、既存の床も直貼りタイプのフロア材であったため、貼り替えの際いちばん苦労したのは

既存フロア材を撤去した後に、コンクリートに貼り付いて残ったクッション材を削ぎ取ることでした。

 

床に貼り付いたクッション材

貼り付いたクッション材の撤去作業

 

解体工事時に来てくれた、協力業者のI氏がかなり苦労して撤去してくれました。ありがとうございました。

そして、フロア貼りをしてくれたN大工さん、いつもありがとうございます!

 

 

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